MojaveでXtraFinderを使っていたのですがOSをCatalinaにアプデしたところSIPを有効にすると動かなくなって四苦八苦したのでその備忘録です。
や〜めっちゃ時間ハマったハマったw
XtraFinderのサイトからファイルをDLしてきてdmgを開くとこのようになっています。
![](https://reilovewish.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/2656fd66d2aa5e02bab8051f252e3e9e.png)
「For OS 10.15 Catalina」のフォルダの「For OS 10.15.4+ with SIP disabled」が重要です。
![](https://reilovewish.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/1e33dd13f94d219a08560a6471eba3a8-1-2.png)
この中の「Instruction.rtf」をよく読めばほぼ事足ります。
※「10.15.4+〜」というのが「10.15.4以上」ということに2日以上気づかずにず〜っと10.15.3のほうで悪戦苦闘してましたわ…orz
「Instruction.rtf」ここに書いてある通りに基本的には作業を進めてOKです。
![](https://reilovewish.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/d512df0c5bc8845203b038b8b14a343d-882x1024.png)
ただし上記「Instruction.rtf」の手順で進めたところ、最後に「csrutil clear」でSIPを有効にしたところ、↓こんなエラーが出てしまいました。
![](https://reilovewish.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/21aadc523e0ed5845854cca537e26ceb-1024x435.png)
結局SIPを無効にしないとXtraFinderが起動できない状態…。
ということで最後のSIPを有効にするところだけ私の環境では手を加えました。
過去にXtraFinderを導入していたことのある人ならここでclearじゃなくて
csrutil enable --without debug
だろうなとお気づきだと思いますが、今回はさらにもう一つ
csrutil enable --without fs
も必要でした。
※これはFAQで“OS10.12ではやってね”という内容が出てたので試した結果
備忘録までに 「debug」はカーネルコードの変更制限を解除するためのフラグ 「fs」はファイルシステムに対する制限を解除するためのフラグ のようです。
で、ターミナルの操作としては先の2つを合わせて、SIPを有効にする際に
csrutil enable --without fs --without debug
と入力すればOKです。
結果として部分的にSIPが有効になっているのでcsrutil statusでステータスを見てみると下記のようになっています。
![](https://reilovewish.com/wp/wp-content/uploads/2021/01/42868fe9ed49b4119b766ca84d715544-1024x881.png)
セキュリティとして何をどこまでon/offしていた方がいいのかは分かっていませんがSIPを全部を無効にしているよりはマシなのか?…と自己満の結果でした。
参考サイト
https://developer.apple.com/forums/thread/17452
https://leico.github.io/TechnicalNote/Mac/csrutil
https://www.facebook.com/XtraFinder/?ref=page_internal