MojaveでXtraFinderを使っていたのですがOSをCatalinaにアプデしたところSIPを有効にすると動かなくなって四苦八苦したのでその備忘録です。
や〜めっちゃ時間ハマったハマったw
XtraFinderのサイトからファイルをDLしてきてdmgを開くとこのようになっています。

「For OS 10.15 Catalina」のフォルダの「For OS 10.15.4+ with SIP disabled」が重要です。

この中の「Instruction.rtf」をよく読めばほぼ事足ります。
※「10.15.4+〜」というのが「10.15.4以上」ということに2日以上気づかずにず〜っと10.15.3のほうで悪戦苦闘してましたわ…orz
「Instruction.rtf」ここに書いてある通りに基本的には作業を進めてOKです。

ただし上記「Instruction.rtf」の手順で進めたところ、最後に「csrutil clear」でSIPを有効にしたところ、↓こんなエラーが出てしまいました。

結局SIPを無効にしないとXtraFinderが起動できない状態…。
ということで最後のSIPを有効にするところだけ私の環境では手を加えました。
過去にXtraFinderを導入していたことのある人ならここでclearじゃなくて
csrutil enable --without debug
だろうなとお気づきだと思いますが、今回はさらにもう一つ
csrutil enable --without fs
も必要でした。
※これはFAQで“OS10.12ではやってね”という内容が出てたので試した結果
備忘録までに 「debug」はカーネルコードの変更制限を解除するためのフラグ 「fs」はファイルシステムに対する制限を解除するためのフラグ のようです。
で、ターミナルの操作としては先の2つを合わせて、SIPを有効にする際に
csrutil enable --without fs --without debug
と入力すればOKです。
結果として部分的にSIPが有効になっているのでcsrutil statusでステータスを見てみると下記のようになっています。

セキュリティとして何をどこまでon/offしていた方がいいのかは分かっていませんがSIPを全部を無効にしているよりはマシなのか?…と自己満の結果でした。
参考サイト
https://developer.apple.com/forums/thread/17452
https://leico.github.io/TechnicalNote/Mac/csrutil
https://www.facebook.com/XtraFinder/?ref=page_internal